焙煎
2026.07.10
焙煎の深さと味わい
コーヒー豆を選ぶとき、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」という言葉を目にすることが多いと思います。同じ生豆でも、焙煎の深さによって味わいはまったく別物になります。
浅煎り(ライトロースト)
焙煎時間が短く、豆の水分と酸をより多く残す焙煎度です。エチオピアやケニアのような華やかな豆に多く、フルーツやフローラルな香りが際立ちます。酸味が主役になるぶん、豆本来の個性がダイレクトに出やすいです。
中煎り(ミディアムロースト)
酸味と苦味のバランスが取れた、いわゆる「コーヒーらしい」味わいです。甘みも感じやすくなり、ブラックでもミルクを入れても違和感がない万能な焙煎度と言えます。
深煎り(ダークロースト)
焙煎時間が長くなるほど酸味は減り、代わりに苦味とコクが前に出てきます。ブラウンシュガーやナッツ、チョコレートのような香ばしさが強調され、ミルクとの相性も良いです。
焙煎度は「正解」ではなく「好み」
- —華やかな香りを楽しみたいなら浅煎りです
- —バランス重視で毎日飲みたいなら中煎りです
- —コクとボディ感を楽しみたいなら深煎りです
どれが優れているという話ではなく、その日の気分や飲むシーンに合わせて選べばよいでしょう。同じ産地の豆でも焙煎度を変えて飲み比べてみると、コーヒーの奥深さに気づくはずです。